2021/09/24事務局からのお知らせ海外活動ユーカリの食器でSDGsを実現
アジアクラフトリンクの新しい商品開発ストーリーをご紹介する資料が完成しました!
「ユーカリの食器でSDGsを実現」(PDF版はコチラからダウンロード)
これから色々な場面で皆さんにお届けする予定です。
-------------------------------------
新ストーリー:ユーカリの食器でSDGSを実現
ユーカリはコアラの大好物で、熱帯・亜熱帯の乾燥地帯でも短期間で生育し、植林に適した木として知られています。しかしその用途は限られており、世界でこれまでクラフト品に利用されることも少なく、いったいどんな木なのか、暮らしの中で知る機会があまりありません。ミャンマーでも植林されてきましたが、伐採したあと有効な利用はされていませんでした。
そこでアジアクラフトリンクでは、ユーカリを用いたスプーンや器の開発に挑戦。試作の途中、生木の臭いがきついといった課題も判明しましたが、研究を重ねて解決策を見つけてきました。そこに職人の丁寧な仕事が加わり、硬くて丈夫なユーカリの特長を最大限に生かし、なめらかな手触りと天然の優しい色調を備えた、世界でも稀なユーカリ製食器が誕生したのです。
さらに今、木工産地での技術支援と、山間部集落での共有林経営を、ユーカリ植林でつなぐ計画が進行中です。木工産地には原料の安定的な確保が実現し、山間部集落には木材の付加価値を高めることができます。
「植林し、森を育てる」―「ユーカリで高感度な食器を作る」―「消費者の共感を得る」
このリンクのキーポイントは、持続可能な素材を利用して、生産者の努力で良質な製品を作り出すことです。消費者の共感を得ることで市場が確保できれば地域産業が育ち、持続的な発展と人々の自立に繋がります。これはアジアクラフトリンクの活動コンセプトにもとづく、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた、私たちのひとつの答えです。皆様のユーカリ製食器のご利用により、このリンクのサイクルが回り始めます。
過去記事一覧
木工産業支援プロジェクトを継続しています
2023/11/28
ミャンマー現地における洪水被害
2023/10/11
皆さまのご寄付で森づくりが進んでいます
2023/07/07
ミャンマーの森づくり、今年も新たなステップへ
2023/07/06
竹分野の新しい事業が進んでいます
2023/07/05
生産者の皆さんと活動を続けています
2022/10/05
ミャンマーの森づくり、現地で利用価値の高い森を
2022/07/29
2020年度N連・2年半ぶりの講習会
2022/04/07
2022年度アジア生協協力基金に採択されました
2022/04/01
前のページへ | ページ | 次のページへ |