実施事業

アジアクラフトリンク ミャンマーの森づくりプロジェクト

会費寄付金、事業指定寄付、各助成金

対象とする社会課題：

ミャンマーでは、社会混乱期における過度の伐採や盗伐などを理由に、世界で３番目の速さで森が失われ（※）、さらに各種規制や企業による土地の囲い込みによって人々が利用できる森も少なくなっています。こうした状況が木材の流通と価格高騰を引き起こし、木工品をはじめとする生産者の生計を圧迫、産業育成の妨げとなっています。

アジアクラフトリンクの挑戦：

以上の課題に対して当会では、2017年より植林事業を開始しました。私たちが木を植えるだけではなく、地域の住民や学校、生産者の皆さんを巻き込むことで、森を育てることの大変さや木材を無駄なく利用することの大切さを伝えられるよう配慮しています。

これまでに、個人のご寄付や緑の募金をもとに、数十年後の木材資源となるカリンやタガヤサン、子どもたちの環境教育のための果樹園、育ちが早く持続的に利用可能なユーカリやアカシア、そして竹の植林を実施しました。本プロジェクトでは、一口3,000円からのご寄付で活動を支援することができます。ご関心のある個人・企業の皆さまはぜひお問合せください！

【活動地】ミャンマー

【分野】植林

【期間】現地の調整状況により実施を計画、毎年6～7月の植林可能な季節に実施

【事業目標】ミャンマーの豊かな森を守りながら将来にわたって利用可能な森を育てる

【SDGsへの寄与】目標１５：陸の豊かさも守ろう

【主な活動】植林

※：2010年から2015年の5年間（出典：Food and Agriculture Organization of the United Nations (2015) Global Forest Resources Assessment）